ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の店舗スタッフの素顔と魅力を紹介する、チホのオフィシャルメンバー自慢。

順調に第六回目の今回は、ラーメンが大好きな 品川店店舗社長のえりーな(越智絵理奈)です。

―えりーなは販売職を経てビジレザに入った言うよりは、ソーシャルビジネスを追い求めてたどり着いたメンバーの一人ですよね。これまでの経緯を教えていただけますか?

「一番最初に海外に出たのは、大学2年生の時。4ヶ月間語学留学をしていて、英語や海外に関わる仕事がしたいと思いました。思い返すと、それまでも途上国をテレビで見たりしていて、『どうにかしたいのに!』という想いが潜在的にあったんだと思います。

―その後どんなアクションに出たんでしょうか?

「就職の時に、まずは地域貢献をしようと思い、地元の信金で働きました。お金関係のことは知っていて損はないなと思ったので。そのあとやっぱり海外に行きたい!と思い、アメリカのディズニーで働くことにしました。”国際人を育てる!”っていうコンセプトに共感して面接を受けたんです。」

信金時代に参加していた国際サークル

―アメリカのディズニーで働くなんてやっぱり倍率は高いんじゃないですか?

「10人に1人くらいですかね。柔軟性を評価してもらった感じです。」

―逸材じゃないですか!(笑)アメリカではどんなことを感じ、学んだんでしょう?

「日本のお土産を売っていたんですけど、とにかく全てが楽しかったですね。そんな中で一番学んだことは、他人に対する”理解”ですね。そこにはいろんな人がいました。国籍や文化・宗教の違う人はもちろん、トランスジェンダーやホームレスまで。特に同性愛者の他への理解はすごい。日本人って発音が下手だから『英語訛ってるよ』とか『どうせアジア人だもんね』って思われるシーンもあったのに、彼らは全部受け入れてくれた。人間力がものすごく高いと感じました。

―わかります!違うことを個性と受け止めてもらえる経験は私も海外であります。

「ホームレスの友達もいたんですよ。でもね、めっちゃ明るいんですよ!『家ないんだよね~♬でもいつか見つかると思うんだ♬』ってくらい楽観的。それはそれは衝撃的でした。このときも、生まれながらに貧富の差があるのっておかしいなって思ったんです。

そして帰国してイギリスへ

「そんなことを感じてアメリカから帰国したので、この次はマジでやりたいことをやってやろうと思って、自己分析したり自分が本当に生涯かけて向き合いたいことって何だろう?って考えたんです。そこで出会ったのが“エシカル”という理念なんですよ。最先端はイギリスだと知って、そのあとすぐにイギリスへ発ちました。(笑)」

”思い立ったが吉日”感が凄いですね。ボーダレスマンっぽいな~!(笑)行かれてみてどんなことを感じましたか?

「やっぱり進んでるな~と思いましたね。例えばコーヒーショップ。”環境にいい豆です!フェアトレードです!”って宣伝しているお店がたくさんあるんですよ。消費者側もそういう基準でセレクトする人が多い。

―えりーなの面接をしたとき、本当にソーシャルビジネスに対する思い入れが強かったのを覚えています。

「私そうでしたよね。元々NPOのボランティアもしていたんですが、お金持ちの人の善意のみ。寄付されている人からしてみたら、それって気持ちいいかな?っていう疑問はあったんです。継続も難しいし、関わりながら途上国が自立の方向へ向かう方法を探したいと思っていて。ソーシャルビジネスを実際にやっている人に話を聞きに行ったり、関連ブログを読み漁ったりしてました。そんな中でボスのブログ、『ボーダレスが“エシカル・マーケティング”をやらない2つの理由』の記事を読んで、”これだ!”って思いました。『なにこの人!』って、読んでびっくりしちゃって(笑)。

―そのタイミングでビジレザに応募してくださったんですね。ボーダレス・ジャパンには複数あるビジネスの中からビジレザで、しかも販売職を選ばれたのはなぜですか?」

「なんかですね、一番楽しいだろうなって思ったんですよ。品川の新店舗立上げ期だったんで、それに携われることにも価値を感じましたね。あとは今後も店舗が増えると聞いていたので、”広める”という観点で可能性を感じました。オシャレなものも好きなんでなおさら。」

4/21に1周年を迎えた品川店でメンバーと

―がっつり販売職を経験してきてはいない中、大変なこともあったかと思います。実際にやってみてどうですか?

「めっちゃ楽しいですね!なんか、世の中の販売とは違うなって思うんです。『今月はこれを売りましょう!』ってならずに、自分たちで『どんな風に何を売ろう?』まで決められる。こうしなきゃいけないがないから、やらされてる感がないし、頭を使ってできるのがいい。

販売メンバーから店舗社長への抜擢

―えりーなは店舗社長になって実はまだ3ヶ月。日々得るものも、新しい経験も多いのではないかと思うのですが、いかがでしょう?

「勉強になりますね。むしろ、してもしても足りなくて。経営者的視点を持ちながらプレイヤーと両立するタイムマネジメントは大変だったりします。でもこれができるようになりたい!第一線である、売り場の感覚を忘れないでマネジメントしていくのが一番いいに決まってるんですよ。大変ですけど、総合してめっちゃ楽しいです。

―いや~、ローリーといい、サリちゃんといい、どうしてこうもビジレザにはポジティバーが集まるかな(笑)。そんなえりーなの今の野望はなんなんでしょう?

「私ね、ビジレザをめっっちゃ大きなブランドにしたいんですよ!”革製品のファーストチョイス”になって、エシカルを売りにしない私たちも有名になれば『あのブランドって雇用創出のために生まれたみたいよ?』って一部では広まると思うんです。それってめっちゃかっこよくないですか?(笑)

―なるほど(笑)。自分では公言していないのに、他で広まる感。美学ですね。

「そうなったら、きっとボーダレスに入りたい人がもっと増える=もっとソーシャルビジネスが生まれる。他社もじゃんじゃん真似していけば、救える世界が増えると思うんです。

ビジレザ社長、はなみちさんと。

-あ、そうだ!近々プライベートで始めたいこともあるんですよね?

「あります!私、最近チャリティーマラソンに出たことがきっかけでランニングにハマっていて。運動関連で近々サーフィン始めようと思っていて!!!

―本当に公言していいんですか?私えりーなが”ジム通い”続かなかったの知ってますよ(笑)。

「いいんです!ちゃんとやるように、ブログで言っといてください!!!(笑)

次回のメンバーインタビューもお楽しみに!

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■ビジネスレザーファクトリーとは?

手頃な価格で上質な革製品を提供する「働く人のための」牛本革製品専門ブランドバングラデシュの貧困層に雇用を生み出すことを目的として始まった。バングラデシュでは、年に一度開催されるイードと呼ばれるお祭りで、大量の牛皮が発生する。この牛皮を使った革製品の工場で、雇用を生み出せる可能性を見出だし、2014年に事業をスタート。創業から3年、現在工場では約500名を雇用、その家族を含め、2400名の生活を支える。2014年3月よりネット販売を開始、現在5店舗を構えている。2015年には「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2015」を受賞し、「ガイアの夜明け」などメディアにも多数掲載される。

▶︎ビジネスレザーファクトリー公式HP

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