
ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の店舗スタッフの素顔と魅力を紹介する、チホのメンバー自慢ブログ。
第2回目の今回は、いつもハッピーオーラが半端ない、熊本店店舗社長のローリー(坂下まみ)です。
-ローリーは前職、百貨店雑貨の店長をされてたんですよね?
「そうです!一世を風靡したキッズアパレルブランドの雑貨部門を担当していました。新入社員で入社して、いきなりの店長配属で。」
-新入社員で店長なんて!思い切りがありますね。
「面接の時にね、言い切っちゃったんですよ。『私を店長にしたらめちゃくちゃこの店伸びますよ!』って。(笑)元々自分の取り巻く環境を楽しくするのにとにかく自信があったんで『私と働いたら楽しそうじゃないですか?』まで言った。」
-ちょっと待ってください、早速期待通りすぎて何も言えない!(笑)スキルはどうやって習得していったんでしょう?
「すべてが見様見真似ですね。アルバイトさん含め、全部から学ぼうとしました。当初は幸いにもブランド自体がかなり売れていたので良かったんですが、面白いことにしばらくしてくると店長によって力量差が出てくることに気づいて。同じものを売っているのに『いいね!』ってとこもあれば『どうしちゃったの!』って店もあって…。」
-店長次第で良し悪しが変わると。
「そうなんです。全国に60店舗くらいあったんですけど、他店のいいところをもう全部盗みましたね。負けん気が強いから、絶対一番のお店にしたいって気持ちが常にありました。だってね、特に東京の人たちってすごく生意気そうだったりするんですよ!(笑)地方だからってなめられたくなかったの。」
"店舗社長"として
-ビジレザで月ごとに出している店舗成績表でも熊本店が1位の率はものすごく高い。経営力が高いということになりますね。いつ行ってもずば抜けて綺麗なのも素晴らしいと思ってるんですが、店舗のメンバーにはどうやって定着させるんでしょう?
(店舗成績表・・・店舗社長のリーダーシップやマネジメント能力を客観的に評価するためにビジレザが独自で開発したもの。月に1度、社員・アルバイト問わず全メンバーにアンケートを実施している。)
「私、昔から根っからの世話好きで。学生時代なんて、全クラスメイトのことを把握していました。先生も『坂下に聞けばみんなのことがわかる』みたいなかんじ。だから店舗も一緒かな~。みんなのことを把握して、"細かいこだわり"を全員に浸透させてるんです。」
-なるほど、具体的にはどんな風にですか?
「例えば誰かが何かの仕方を間違えていたりする。そんな時私は同じ場所に連れ戻して同じことをさせて、『ちょっと違うと思うけどなーんでだ?』って気づく練習をさせるようにしています。そして理由までしっかり言う。なぜそうするのか、なぜその方がいいのか。愛をもって、『伝われぇ~!』って思いながら言う♡」
”パートナー”
-いろんな積み重ねであの店舗の美しさを保っているんですね。
「あとね、店舗副社長のえぐもんと一緒にやれるのが大きいかな。二人とも同じこだわりで同じ想いだから。接客やマネジメントの最高ラインと最低ラインの基準が同じなんですよ。」
-えぐもんとの出逢いはビジレザで、ですよね?
「そうです!実はオープン前からランチとかしている仲。一目会った時から『この人とならやっていける!』って"ピピピ"と来ちゃったんですよ。お互い百貨店で販売をやっていたから共通の話題もあったし。なんか初めて会ったのに『久しぶり~!』みたいな感覚だったな(笑)」
-運命的ですね!第一印象以外にどんなところでそれを感じたんでしょう?
「例えば、入社前にビジレザの商品とかを覚える資料をもらったんですけどその勉強の仕方が一緒だったの。ノートに絵で書いて覚える!みたいな。原始的でしょ?(笑)」
-いや、アナログすぎる…(笑)今でも話したりはたくさんするんですか?
「うん。最近も、夜中まで話しました。仕事のことから恋愛のことまで…電話で。ほぼ毎日職場で会っているのに電話。(笑)あと買い物に行った時に、『これえぐもんに良さそう!』って思ったら買っていったりするんですよね。えぐもんもそうだし、熊本店のメンバーはそれがみんな自然にし合えるんですよ~!」
-普段から想い合っているからいい空気が作れるんですね。ところでローリーって落ち込む時あるんですか?
「え…ないかも。出てこないや。最後に落ち込んだのいつだろう?元気がないのは体調が悪い時だけかなぁ~(笑)」
-そんな感じがしますね。いつもキラキラ笑ってて、”超自走型人間”だなって。
「まぁ素直だからねぇ、私。(笑) 悩みはないのよね。スキルアップしたかったからボーダレスに来たものの、これまでも仕事を辞めたいなんて思ったこと一度もない!恋愛に関してすらポジティブなんです。全部に意味があると思える。」
-お茶を床にこぼしても「掃除できたからラッキー!」って言ってましたもんね。(笑)最後に教えてください。どんな店舗社長でありたいですか?
「店舗社長って、孤独でバリバリやるのもアリだと思うんです。でも私はみんなを巻き込んでやりたい。尊敬される人でありたいと思うから、みんなに恥じるような行動はしないって決めてます。"この人にだったらついていきたい!"って思ってほしい。実際一番楽しくやる人が店舗社長なんじゃないかな~!」
「ね、チホさん。私と一緒に働きたくなったでしょ?(笑)」
…と、笑顔で付け加えたローリーさん。
つられて思わず「はい」と言ってしまったのは言うまでもありません。
次回のメンバーインタビューもお楽しみに!
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■ビジネスレザーファクトリーとは?
手頃な価格で上質な革製品を提供する「働く人のための」牛本革製品専門ブランド。バングラデシュの貧困層に雇用を生み出すことを目的として始まった。バングラデシュでは、年に一度開催されるイードと呼ばれるお祭りで、大量の牛皮が発生する。この牛皮を使った革製品の工場で、雇用を生み出せる可能性を見出だし、2014年に事業をスタート。創業から3年、現在工場では約500名を雇用、その家族を含め、2400名の生活を支える。2014年3月よりネット販売を開始、現在5店舗を構えている。2015年には「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2015」を受賞し、「ガイアの夜明け」などメディアにも多数掲載される。