
こんにちは。
4月に新卒起業家プログラムRISE1期生としてボーダレスメンバーとなった”たつろう”です。
RISEとは起業家としてのノウハウを学び経験を養うため、新卒3人ひと組で1千万の資金を元に事業を立ち上げる、ボーダレスジャパンの新しい新卒起業家育成プログラムです。
タイトルをみて「???」と感じている方も多いので解説いたしますと。
ミジンコとは「水中でプランクトンとして生活する、微小な甲殻類」
一方でミドリムシとは「植物と動物両方の性質を持つ、微細藻類」です。
僕はボーダレスジャパン入社当初は「システムが変われば…」「長期的に見て…」のような言葉だけを並べて概念と実態を伴わない「ジャストアイデアマン」でした。
この3ヶ月間は「自然エネルギー100%のでんきを普及し地球温暖化を止める,ハチドリ電力」においてボス(代表田口)とゆうきさん(ハチドリ電力事業統括)からの直接のご指導を受けることができる環境にあったので、当初は二人に遠く及ばない実力の無さから「あぁ俺は”ミジンコ”なのか」と本気で思っていました。
そんなミジンコの”進化の物語”と共に、この3ヶ月で得られた”社会起業家の🥚のまなび”を「起業家としてのまなび」「人間としてのまなび」に分けて、厳選したまなびを皆さまにお届けできればと思います。
本記事を「生まれた時より良い社会」を創るためにお役に立て頂けたら、これ以上に嬉しいことはありません
twitterでも”社会起業家の🥚のまなび”シリーズを毎日呟いています!※7/16時点で”社会起業家の🥚のまなびvol.70”
https://twitter.com/Shiraishi_BLJ?s=20
🥚のまなび-起業家編-
『まなびのキャッチコピー化』
3ヶ月前ボーダレス入社当初、高校時代からのSNS拒否症に向き合う必要がありました。ボスから「Twitter令」が出たのです。目的はもちろん「タピオカドリンクの写真アップ」ではなく...
①「自分の意見を発信して人に影響を与えること」
②「投稿に対する反応を見てマーケティングを学ぶこと」
1日1ツイートを自らに課し続けて3ヶ月、長々とした学びの文章をキャッチコピー化することで、相手に伝わり易く且つ忘却しにくくなることが分かりました。
その為、このブログでも各まなびにはキャッチコピーをつけています。
『正解の扉は重い』
僕は6月からハチドリ電力を使ってくれる店舗を増やす、いわゆる店舗営業を担当しました。
【店舗は電気使用量が多く電気料金が安くなるから】という仮説のもと、泥臭い「電話営業」をしました。
・・・
「は?営業?大丈夫です」
開始早々こんな断られ方をして、僕は心底ため息をついていました。
そして次の日に朝会で…
僕「電話営業は効果がないので違う方法を考えます」
ボス「そうか、何件電話したんだ?100件?200件?」
僕「...30件です」
ボス「完全に逃げだね。お客さんの声から電話営業では効果が無いと感じた上でのアイデアなら分かるけど、30件じゃ何も分からない。ジャストアイデアしか出ないということは大抵逃げてるよ」
ビジネスには必ず「お客様」が存在します。そのお客様を増やす上でまずは、仮説を基に、筋のある戦略を立てます。戦略ができ、次にやらなければいけないことは「数の原理」を信じ売り込むことです。
100人200人のお客さまに対峙すれば「買ってくれた理由」「買ってくれない理由」が自ずと見えてきます。
「買ってくれた理由」が分かれば、ターゲットをより絞るか、同じく価値を感じてくれるお客様をターゲットにします。「買ってくれない理由」が分かれば、プロダクト/サービス/売り込み方を改善することができます。
このように「お客様の声」が分かれば次の行動が見えてきます。逆に言うと、お客様の声が分からないか分かった気になっているだけだと、次の行動がボンヤリとしか見えてきません。とにかく愚直にやってでしか「正解の扉」は開かないのです。
社会起業家の🥚のまなび-人間編-
『社会にベクトルを向ける』
入社当初、同じRISEの仲間たちと自分を比べては「俺なんか…」と思うことがありました。そして、仲間が成果をあげた時に焦りから「クソ…」と思うこともありました。
しかし人間同士の能力なんてものはどんぐりの背比べであり、人と比較した先にあるものは一喜一憂のみで何も生みません。
人と自分を比較してしまう時は大抵「自分にベクトルが向いている」状態です。本来ベクトルを向けるべきは「社会」であり【理想の社会-現状=成すべき努力】という超明解な式のもと、愚直に歩むしかないのです。
「社会にベクトルを向けること」これは社会起業家にとってだけのまなびではありません。理想の社会を描いている人もそうでない人も、「誰かとの比較によって幸福は生まれない」とどこかで気づくはずです。そしてどこかで気付いているはずです。
ただ、今までは何に意識を向ければいいか分からないだけだったのだと思います。だからこそ多くの方に知って頂きたいことは「自分ではなく、社会にベクトルを向ける」ことで、自分にとっても・社会にとってもより良い選択ができるということです。
いかがだったでしょうか?
ハチドリ電力で修行した3ヶ月はこれまでの22年の中で最も濃い3ヶ月でした。そのなかで学ばせていただいたことは本当にたくさんあります。それこそ全て書こうとするとwebサイトがダウンしてしまうぐらい。
その中でも僕が特に大切にしている「まなび」を紹介させてもらいました。
現在、僕ら新卒起業家5人はハチドリ電力での修行期間を終え同期である”きょうへい”の志である「日本国内にいる技能実習生が失踪に追い込まれてしまう問題の解決」を実現するためにソーシャルコンセプトを完成させています。
今から4月までの約9ヶ月間は5人それぞれにとって人生単位で見ても大きな意味を持つ時間となります。
僕自身は「マレーシアの移民・難民問題」を解決するために日々愚直にカメの如く学び続けます!!!
To Be Continued...