
こんにちは。
4月に新卒起業家プログラムRISEの1期生として入社したはらぱんです。
起業家としてのノウハウを学び経験を養うため、新卒3人ひと組で1千万の資金を元に事業を立ち上げる、という新しいプログラムです。
入社初日、社長から言われたひとこと。
「みんなハチドリ電力で3ヶ月間修行をしてもらおうと思う。」
その時は「何!?ハチドリ電力って??」と戸惑いましたが、今ではNOハチドリ電力NO LIFEなくらい、どっぷりと浸かり、愛着も湧きました。
ハチドリ電力は、地球に優しい自然エネルギーで作られた電気をお届けする、ボーダレスの新事業です。
私たちRISEメンバーはそこで4月から6月末まで、社長直々の指導を受けました。今日は3ヶ月間の学びと成長をみなさんに聞いてほしいなと思います。
捨てたちっぽけなプライドと自意識
大学院こそ出ているものの、起業家の卵どころか社会人としてもゼロからのスタートで、ビジネスのビの字も知らなかった私。
入社二週間目の企画会議で何も意見が言えなくて、「このままじゃ起業家コースから外れてもらうよ」と宣告されました。
「意見を言わないと何もフィードバックをもらえなくて学びがゼロになる。その場ですぐ言えないならちゃんと準備してくるべき」社長の言葉がごもっともすぎて、泣いて穴に入りたくなったけど、「凹んでいる暇はない」と思いました。
そこから、意見を求められたら、クオリティ低くてもいいから絶対の絶対に発言しようと心にかたく決め、今では意見を求められなくても発言できることも増えました。
インドの大学院まで行って揉まれてきたのに、人前で意見を言うのが苦手だった私。染み付いた自意識や「失敗したくない」という変なプライドは起業家になるためには捨てる必要があると知った。
泣きたくなるようなミスや失敗はそれからも何度もありました。
4月は在宅勤務だったので、泣きながら仕事していた日もありました。いつからか泣かなくなったのは、失敗することへの「恐れ」や「不安」を手放してからでした。
仕事で成果を出すには、恐れや不安という負の感情ではなく、楽しむことが必要だと気付き、どうやったら楽しめるのかと考えた時、誰かに評価されようとして行動するのではなく、自分が意思決定者になり、自分で自分の評価をすることが必要だと気づきました。
社長はいつも、「起業家になるならどんな場面でも自分が最高責任者であり意思決定者という気持ちで挑め」と言います。
絶対に守りの姿勢は取っちゃいけない
5月から、新卒それぞれの得意分野を活かして、少しでも起業への自信をつけようというフェーズになり、「文章が得意なのでSNSをやりたいです」と高らかに宣言し、ハチドリ電力のSNS全般を任された私。
これがまあ、本当に良い決断でした。笑
Twitter, Facebook, Instagramを通していかに1人でも多くの人にハチドリ電力について知ってもらうか?
いかに1人でも多くの人に申し込んでもらうのか?これを突き詰めた2ヶ月でした。
SNSは頑張れば頑張るほどすぐに結果が出るというのが面白くて、自分でこうやったらフォロワーが増えるのでは、こうやったらお申し込みにつながるのでは、といった仮説を検証していく中で、気づけば毎日仕事が楽しくなっていました。
少しずつ結果もついてきました。
毎日1件着実に申し込みを取れるようになり、フォロワーも少しずつ順調に増えていきました。
今思うのは、そこで少しでも守りの姿勢を取るべきじゃなかったな、ということです。
毎日1件が着実に取れるなら、2件を取るためにはどうすればいいのか?そこをもっと貪欲に仮説を立て検証を繰り返すべきだったな、と思います。
今日から新卒5人で事業を立ち上げる準備に入るので、この後悔と学びは必ず活かします。
SNSであたたかい心と心のやりとり!?
また、思ってもみなかった学びは、SNSって本当にビジネスの可能性に満ち溢れているだけでなく、あたたかい人と人とのやり取りができるということです。
私がSNS担当になって、まず始めたのは「中の人」が浮き彫りになるような投稿や返信をすること。
「やわらかい雰囲気の20代後半女性」のイメージで中の人を設定しました。(そのまんまかい)
「自分は会社の代表として公式アカウントをやってるんだ」そんな気持ちでは、堅苦しくて無機質な企業アカウントになってしまい、誰も見たくないです。
画面の向こう側にいる人が、どんな文を送ったら見てくれるのか、どんな言葉をもらったら嬉しいか、それを意識し続けるうちに、「ハチドリ電力のファン」と呼べるような仲間がたくさん出てきました。
土日に私がツイッター動かしていなくても、フォロワーさんたちがたくさん引用リツイートしてくれたり、ハチドリ電力のいいところをたくさん発信してくれるようになりました。
フォロワーさんたちからもらうあたたかな言葉に、毎日嬉し涙が出て、もっとがんばろうと思えました。
今は、ハチドリ電力のSNS担当から外れてRISEを始動するのがさみしくなるくらい、本当に毎日SNSで素敵な出会いや繋がりがありました。SNSで人を傷つける言葉を使ってしまう人もいるけど、人を嬉し泣きさせるような言葉を使える人が日本にはこんなにもたくさんいたんだな、と気づきました。
起業家、そしてリーダーになるために
そして私も、人を喜ばせてやる気にさせるリーダーになりたいと思います。
私の目標は、社内からも社外からも「あの人を見ると自分もがんばろうと思える」と元気とやる気を与えられるような起業家、そして人間になることです。
自分の何もできなさに対する悔し涙を流しながら仕事していた私ですが、少しずつ小さな達成感と自信がついてきた気がします。
これから始まるRISEプログラムで、そして来年ひとりでインドに戻り児童労働問題にとりくむビジネスを立ち上げる時も、泣きべそかいて弱音吐くこともあるかもしれません。
そんな時はいつもこの目標に立ち返り、泥だらけになりながら進んでいきたいと思います。
これからもご指導ご鞭撻よろしくお願いします!!
そしてあたたかな目で見守ってください。