
マンボ!はじめまして、小林律子と申します。ここからは私が3回にわたってインターン生活模様についてお伝えします。
1. 自己紹介
まずは自己紹介。
インターンの9割は学生の方だと伺いましたが、私の場合は、旅行会社と保険会社の営業職を10年ほど勤めた後、退職し、アルファジリのインターンに申し込みました。
資本主義の世界に疲れて、突然良いことがしたくなったわけではありません。営業職も保険の仕事も楽しくやりがいを持ってがっつりやっていたのですが、心のどこかでずっと小さな迷いがありました。
というのも、私は小学生の頃、緒方貞子さんに憧れ、大学で国際協力を学んだものの、就職するときにその道を選ばなかったことをどこかずっと後悔していたのです。もう30代半ばだけど、人生一回切りだよね!ずっと後悔し続けるよりマシだ!とようやく決断して今に至ります。
2. 7週間で行ったこと
アルファジリはインターン生の希望に合わせてやりたいことができるので、人により経験は異なりますが、私の場合は以下のような流れで約7週間を過ごしました。
2週間:ニエリ(田舎)でガーリック買取作業
4週間:ナイロビ(都会)でレストランへの野菜デリバリーとレストランへの営業活動
1週間:ニエリの業務引継ぎ、ミゴリ見学
ニエリやミゴリでの田舎生活は、 “これぞアフリカ!!”という感じで、それはそれはとても素晴らしく最高に楽しかったのですが、こちらについては過去のインターン生が触れているので、私は首都ナイロビでの野菜配達事業(アルファデリバリー)について、以下の流れでお伝えしていきます。
第1回 戦友の紹介 ~愛すべきケニア人社員たち~
第2回 改善かいぜんカイゼン!の毎日
第3回 ケニアにおける営業の実態 ~詰め寄るコトリ部長~
3. 戦友の紹介 ~愛すべきケニア人社員たち~
アルファジリでのインターンを始めた当初はスタッフとどう関係を築いたらいいのか戸惑っていたのが正直なところでしたが、アルファデリバリーには真面目で心優しいスタッフが揃っていたので、安心して仕事をすることができました。
私の想像よりケニア人ってしっかり働くんだなという印象を受けたのですが、薬師川社長は80人面接してようやく1人採用する、と言っていたので、採用にはこだわっているのでしょう。アルファデリバリーのスタッフたちが真面目で素直な人材が揃っているのも頷けます。
毎日毎日、早朝から仕事を共にするので、次第にケニア人スタッフは戦友のように感じ(一方的かもしれませんけど)、最後は全員大好きになっていました。
そんな愛すべきスタッフを1人ずつご紹介します!
*コメントが少々上からなのは、私は彼らより一回り年上だからなのです。ご愛嬌ください!
*2019年9月当時在籍していた社員たちの紹介です
Kyalo
●現在は市場での野菜調達とレストランの代金回収を担当
●アルファデリバリーで一番の働き者と自負している。口癖は「俺は働くのが好きなんだ」
●アルファデリバリーの古参社員で、「俺はアルファデリバリーで1番目の社員なんだ」と誇らしげに言う(かわいい)
●また、薬師川社長がアルファジリの事業意義を説明したミーティングの次の日に「俺たちは成長しなきゃだめなんだ!アルファジリはこれからどんどん大きくなるんだ!!」と発言していた。
●真っ直ぐ受け止め、真っ直ぐ発信する、素直さが彼の良いところ(かわいすぎる)
Patrick
●配達のリーダー的存在
●2人の男の子のパパ
●ケニア人には珍しく遅刻しない(常に時間前にくるのはPatricぐらいかも!)
●移動中にスマホを触っているのを覗くと、いつも西田副社長へ業務報告をしている。家に帰ってもずーっと気にしているらしい。その様子はさながら西田副社長の献身的な彼女のよう。(ちょっとかわいそう笑)
●語尾にYea!?を付けるのが口癖
Mary
●新卒で入社してきた紅一点のケニア人スタッフ
●将来のマネージャー候補
●半分日本人じゃないかと思えるぐらい、こちらの考えを汲み取ることができる
●成長欲求が高く、将来が楽しみな人材
●初めて調達の仕事をしたときには、自分にはできないと泣いた彼女でしたが、今ではどうやったら自分や会社が成長できるのかを質問してくるようになりました(愛おしい)
James
●ドライバー、ナイロビの交通に熟知
●前職もドライバーだったため(?)、警察とのトラブルに慣れており、「困ったら電話して、俺が守るから」という日本人男性からはなかなか聞けないsweetな言葉を臆面もなく言い放つ(かっこいい)
●7人兄弟姉妹の6番目
●気遣い上手な彼は、日本人インターンにご飯を差し入れてくれる。朝2時から仕事をしている私たちは8時を過ぎるとお腹ぺこぺこ。勝手がわからない新人インターンに、とうもろこしやキャッサバ、マンダジなどを買ってきてくれる心優しい一面を持つ
以上、私がナイロビで主に関わっていたスタッフのご紹介でした。私がケニアを離れてからすでに2か月が経とうとしていますが、今でもたまに連絡がくることがあります。ケニアの大自然や生活も懐かしく思いますが、一番恋しいのは、やはり人だなぁと改めて感じます。
次回は、そんな戦友たちとアルファデリバリー事業でどんな仕事をしていたのかをご紹介します。
乞うご期待!
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◆アルファジリの若き挑戦者たちの軌跡
□Vol.18: アルファチャマの水準向上のために① (From Maya 1/1)
□Vol.19: アルファチャマの水準向上のために② (From Tatsuya 1/3)
□Vol.20: アルファチャマの水準向上のために③ (From Tatsuya 2/3)
□Vol.21: ケニアの農家が直面している問題について(From Tatsuya 3/3)
□Vol.22: 海外インターンではなくアフリカインターン。それがわたしが選んだ道。(From Mai)
◆アルファジリの歩む道
□Vol.7: ボーダレスアカデミーのアドバイザリーボードに就任しました
□Vol.8: アルファジリ流の組織能力のつくり方
□Vol.9: アルファ・エコシステムの創造に向けて
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