
先日、ミャンマーで大きな洪水がありました。
社長のブログでも募金の呼びかけを行っています。たった100円でも1人の1日分の食事を確保することできます。
ミャンマーの各地でも、洪水被害者のための募金活動が行われています。
自国で起った大災害の被害者を助けようとミャンマーの人たちも頑張っています。
ボーダレスミャンマーの活動エリアも、例年より降水量が多く孤立する村も出てきています。
LINKがモノを届けている村でも、村までの道が悪く辿り着けない村があります。
雨が降り続く中、ある村から電話がありました。
「米を届けてくれて助かったよ。雨がすごくて市場まで行くことができないから。」
それでも、まだ足りないから雨の合間に米を届けてほしいと注文がきていました。
できる限り村にモノを届け続けたいと思います。
さて、村人にとって重要な「米」。
LINKも毎月250俵以上のお米を村々へ届けています。
出来るだけ適正な価格で良いクオリティのものを届けたいという思いから、ヤンゴンの米所から直接仕入れるオリジナルの「ボーダレス米」を作っちゃいました!
ボーダレス米が世界を繋いで行く輪(リンク)のデザインイメージ。
村人が普段購入しているお米は、大都市ヤンゴンの米所から運送業やブローカー等の仲介がいくつも入り、必然的に価格が上がります。
さらに、僻地の村までの輸送代が加算され、村に辿り着いた時には元値よりも15%ほど高くなります。
そこで私たちがヤンゴンの米所に出向き、生産管理者と直接話し、お米をチェックします。
自分の目で確かめた値段とクオリティのお米を直接倉庫に運送してもらうように、契約をしました。
仲介を通さずに、出来るだけ安く良いお米を村へ届けるためです。
…しかし、ワクワクしながら待っていた初めての「ボーダレス米」が到着して愕然。
50俵のほとんどの袋が破け、お米がトラックの中に散乱。
このまま村に届けることは出来ないし、減ってしまった中身はどうしよう…。
しかも散乱している米をよく見ると黄変米が(カビで黄色になった米)混ざっています。
証拠写真
ミャンマーでは長く付き合うほどサービスが良くなりますが、初めは手を抜かれることが多いのも事実です。
今までにも、仕入れ値をふっかけられたり、在庫があるのに仕入れを拒否されたり、色々あります。
ヤンゴンの米所に電話しまくって、結局3俵ほど減った分と黄変米の分は弁償してもらえませんでした。。。
しかし、次から手を抜かないと固く誓ってもらいました。
さて、この「ボーダレス米」を仕入れて1ヶ月…
村の人たちの反応はどうだったのか、次の記事でご紹介します!