
ミンガラーバー!
2014年7月からミャンマーでのハーブ栽培プロジェクトが始まり、今月で丸1年がたちました。
AMOMAミャンマーのメンバーもチココラだけだったのが、なんと7人に!村でのハーブ栽培は加速し、ついに最初のハーブが日本に届きました。
私たちがハーブ栽培を行っているリンレイ村は、現在雨季に入り村に行くのが困難ですがハーブにとっては嬉しい季節。
雨が降らない乾季を生き抜いたハーブは、待ってましたとばかりにぐんぐんと成長しています。
リンレイ村の畑は最初は畑とは言えない荒地でした。それをバッファローを使って畑を耕し、多くの村人と共に時間をかけて土づくりをして、だんだんとそれらしくなってきました。
農業機械のないリンレイ村ではバッファローで畑を耕しました。
そして先日ついにリンレイ村の畑で収穫した、最初のハーブが日本に届きました!!
届いたのはスペアミント、レモングラス、ジンジャー、ラズベリーリーフの4種類。どれも農薬や化学肥料を一切使っていない有機栽培されたハーブです。
乾燥の仕方が悪いとすぐに湿気が混じり黒くなってしまうハーブですが、届いたものはなんとも色鮮やかで、袋を開けてみるとハーブの香りが一面に広がってきました。
ミャンマーから送られてきたハーブ(左からレモングラス、スペアミント、ジンジャー)
油かす、灰、牛糞といった村にある自然の肥料を使って土を豊かにして、暑い日差しの中草取りをし丹精込めて育てたハーブは、私たちの願い通り力強く地面に根を張り、太陽に向かってぐんぐんと成長してくれました。
収穫したものを綺麗に汚れをとって乾燥させ、粉にして、そんな長い長い工程をかけてようやく日本にたどり着きました。
今回はテストとして日本に送られてきたハーブですが、村では契約栽培をしている農家さんがどんどんハーブを栽培しています。
現在でAMOMAのハーブを栽培している農家さんの数は約45世帯。
一面タバコだった村がハーブに変わりつつあります。
タバコ被害で苦しむ村をオーガニックハーブの中心的な村に。
そして貧困で苦しむ農家がハーブ栽培で収入を上げ、生活が向上できるように。
AMOMAの夢が少しづつ実現に向かっています。