「親のがっこう」の代表の上条です。
昨年12月にサービスを開始してから4ヶ月が経過し、「親のがっこう」の受講生さまのパラダイムシフトが起きました!という感想を多数いただき、初めの一歩を踏み出すことができている!と実感することができたので、こちらで事業の途中経過を報告させていただきます。

サービス開始の時の記事はこちらです。
▶︎https://www.borderless-japan.com/magazine/57537/

「親のがっこう」で解決したい社会課題についてはこちら
▶︎https://www.borderless-japan.com/social-business/oyanogakkou/

「親のがっこう」とは

子育てにはオワリがあります。限りある現役の子育て期間を「子育て」も「自分の人生」も楽しみながら過ごしていくために必須の知識を【3種の神器】として手に入れていただけるオンライン講座です。現在は以下3つのクラスがございます。

妊娠期のご夫婦向け出産準備クラス※ご夫婦で受講


 
子育て中のパパママ向け講座※ご夫婦で受講

③「ママクラス」「パパクラス」※お一人で受講
4月中に開始予定(詳細ページ準備中)

「親のがっこう」を受講するとルートBの未来へ向かっていくことができます。

妊娠中は夫婦ともに「赤ちゃん楽しみだね」と同じ気持ちからスタート

始まってみたら理想(A)と現実(B)のギャップに戸惑う産後。「子どもが小さいうちだけかな...?」モヤモヤ始まる

あれ?子どもが大きくなっても解決しないな...このまま(B)じゃ嫌だな。モヤモヤの拡大。

産後のルートAB問題は子どもが巣立った後にも影響します。

「親のがっこう」を創業した背景

「子ども」は可愛いのに、「子育てがツライ」私が14年前に体感したこのしんどさを"今この瞬間"も味わってるママ・パパがいる。日本では毎年約80-90万人の赤ちゃんが誕生し続けているにも関わらず「子育てがツライ」そう感じる親がいなくならないのは、おかしくないか?!この不条理に対して、なんとかしたい!一心で、産後の子育て支援の現場の最前線で(名古屋市から地域子育て支援拠点事業の受託や国連行事への登壇など)これまで5年間延1万人のパパママのお悩み解決に関わってきました。
 この経験から、「子育て」を通して『溝』ができる夫婦(A)と『絆』ができる夫婦(B)の“その差”が明らかになりました。(※今の日本の子育て現場では『溝』ができる夫婦:『絆』ができる夫婦=7:3です)だから「親のがっこう」では子育てを通して『絆』を育むことで「子育て」も「自分の人生」も楽しむ親になる方法をお伝えしています。

受講生に起きているパラダイムシフト

日本の文化的背景に起因するジェンダーバイアス(社会でつくられた母親とは/父親とはこうあるべき!という性別役割分業の思い込み)に無自覚だったパパママが、そのバイアス(思い込み)に自覚的になっていく瞬間に、事業開始から何度も立ち会うことができて「親のがっこう」の社会的意義を実感しています。男女ともに無意識の思い込みなく子育てができている状態は、その家族にとっての幸せのカタチを構築していくためのスタートラインとなるため、最も重要だからです。

親のがっこうミニ講義

講座でのワークを一つ紹介させていただきます。
Q.これから父親/母親になるにあたり諦めようとしていることはありませんか?
(産後のパパママは、Q.父親/母親になったことで諦めたことはありませんか?)

このワークによって、
女性側の9割がは、「これくらいは子供が大きくなるまでは我慢すべきだろうな、、、と勝手に自分の中で考えていた」と無意識に我慢や諦めが発生してることに自覚的になっていきます。

また、男性側はほぼ100%が「妻が出産、育児で諦めようとしていることがたくんあって驚いた!」「夫婦間で配慮し出来るだけ叶えさせてあげたい」と、妻の心の声を知り自分ができる具体的な一手を妻と相談して決めていくというアクションに至っています。

これを受けて、パートナーに「何も諦めなくていい」と太鼓判を押された女性たちは、子育てしながらも一人の大人としての自分の人生も楽しむことに主体的でいられます。

そして、これが相互に作用し、自分の人生に何も諦めていない女性たちは、パートナーにも「何も諦めて欲しくない」と思うので夫婦でワンチームになり『絆』が育まれる方に歯車が回り始めていきます。

今の日本の子育て現場は、無意識レベルのジェンダーバイアスにより母親が子育てを抱え込みすぎて、たくさんのことを諦め、調整しているケースが多数派で、その結果「なんで私ばっかり!」「私はこんなに我慢してるのに、あなたはいいよね!(ずるい!)」「私も我慢してるから、あなたも我慢してよね!」という無言の空気で『溝』が深まる方に歯車が回りやすい状態にあります。


産後の子育て支援の現場の最前線で5年間活動する中で最も多い『産後あるある』でした

 女性は母親になると「しっかり子育てしなきゃ」と子ども方向スイッチが入り、男性は父親になると「妻と子どものために稼がなきゃ」と仕事方向にスイッチが入ります。無意識のジェンダーバイアスによって“親になる”その瞬間から夫婦間で意識の方向性に『溝』ができはじめます。(お互いに出発点は相手のためを想っているのに...)だから、このすれ違いを早期に解決しておく必要があるのです。

 昨年12月より開始した親のがっこうで60組120名以上のご夫婦に参加いただき、夫婦がワンチームになることで子どもにいい影響が生まれている。というお声が毎日届いておりとても嬉しく思っております。この初めの一歩を、日本中に広げていけるように事業拡大に邁進していきます!
引き続き、応援よろしくお願いします!

周りに子育て中のパパママ・妊娠中のご夫婦がいたっしゃいましたら、ぜひ「親のがっこう」をご紹介くださいませ。クーポンコードのご利用で初回の参加費3,500円が無料となるキャンペーンを行っておりますのでぜひクーポンコードを合わせてお伝えくださいませ。

妊娠期のご夫婦向け出産準備プログラム
初回講座無料クーポンコード:blj2022

子育て中のパパママ向け講座
初回講座無料クーポンコード:papamama01

「親のがっこう」は妊娠・出産お祝いのギフトとしても喜ばれております。
ギフトでのご購入も可能ですのでお問い合わせくださいませ。

「親のがっこう」公式サイト

「親のがっこう」法人向けプログラム

受講生様の声ご紹介

■ 受講生様の声(ママ)
「産後に諦めていること」について夫婦で話し合った際、自分が伝えた内容のすべてに対して「やればいいじゃん」と言われ、目からうろこでした。このような対話の機会をがワークというカタチであったことがよかったです!(東京都:ママ)

いくつかのワークを実践し、夫とシェアしあうことで、非難まじりの本音(ケンカごし)ではなく、「こうありたい、こうしたいんだよね…」という心からの本音を聞けたことが何より良かったと思います。この人と家族を築いていこう、という気持ちが高まりました。(愛知県:ママ)

夫が、父親になって美術館や歴史博物館へ行くことを諦めていた(子供が喜ぶ場所を優先していた)ことを知り、胸が熱くなりました。こんな簡単なこと、叶えてあげたいです。(静岡県)

■ 受講生様の声(パパ)
講義の中の、最優先は僕/私で良いのだって事が意外でした。自分の中では、ギクシャクした夫婦関係を改善するためには最優先を家族と考えていた為。また、自分だけではなく、パートナーの私も優先出来る様にサポートする事が大切だと感じました。(東京都)

『意見が異なっても、考えを共有出来た事が前進である』と言うお話が、目から鱗でした。会話でもない喧嘩でもない「対話」という概念を夫婦で学び、ワークで実践までできたことがとても価値がありました。(愛知県)

■ 受講生様の声(プレママ)
自分が、思ったよりかなり多くのことを何となく「子供が生まれたら諦めないと」と思ってしまっており、口に出している(赤ちゃん生まれたらこういうところにはしばらく来られないね、こういうことできないね、等)ことに改めて気づきました。一方、夫は全くもって何も諦めるつもりがないことも分かり、私に対しても「何も諦めなくていい」と言ってくれてとても心強く思いました。(東京都)

以前から自分の時間や人生を大切にしたいとは考えていたが、子どもが産まれた後にどうなってしまうのか想像できなかった。今回のように考える機会をもらえたことで、無意識に子どもの人生の船に乗ってしまう可能性を減らすことができた。1人の人間として輝いている姿を子どもに見せることで、より子どもの成長につなげたい。(愛知県)

■ 受講生様の声(プレパパ)
家庭時間は育児をするものという固定観念に囚われて、諦めるという感覚すらない状態でした。ワークをとおして、仕事と育児の両立という幅の中で考えることがおかしかったのかなと思うようになりました。(東京都)

1人時間については、子どもができる前は夫婦でかなり大事にしていました。妊娠後はどうしても1人時間が減っていき、出産後となると通勤時間に1人を楽しむ程度かなと想像していました。今回の講座で、1人時間を作り出す工夫をすれば、充分確保できることが具体的に分かり、助かりました。(東京都)

結婚当初は意識していた「WE」の考え方。それを軸にミッション・バリューを夫婦で考えられた時間はとても貴重でした。(宮城県)

出産準備プログラム受講生の声

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「産後うつになるほど子育てに悩んだ私だから」できること。できないこと。

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