
突然ですが、社会起業家を目指す皆さん。
今日家を出る時、電気製品のコンセントは抜いてきましたか?
今日は私が入社するまで知らなかった、
"ボーダレス流ソーシャルビジネスのエッセンス~基礎編~"
をお伝えしたいと思います。
(写真:ボーダレス・ジャパンの事業部長たち)
よく、「神は細部に宿る。」と言いますよね。
でも学生のときは、この言葉の意味が全くわかりませんでした。
恥ずかしながら、こんな風に思っていました。
「神ってどの神?細部ってどこ?
せっかくなら広いところに宿ればいいのに!(真剣)」
書きながら、「バカか。」という岩城さんのツッコミが聞こえてきそうです。
(Business Leather Factoryのプロダクトデザイナー:岩城さん)
ですが、こんな私も社会人2年目。
なんとなくですが、この言葉の意味が少しずつわかってきた気がします。
皆さん、冒頭の質問を思い出してください。
「今日家を出る時、電気製品のコンセントは抜いてきましたか?」
これを、細部に宿っている神が言い換えると、きっとこうなります。
「ソーシャルビジネスなんてデカいこと言ったって、身近なエコに手抜きしてんじゃでっきこねぇよ!!」
(…たぶん。)
ボーダレス・ジャパンに入社してまず教えられることは、
・離席時は毎回パソコンの画面を閉じること
・お昼はマイ箸を持ってくること
・退社後は必ずコンセントを抜くこと
これらを守らないと、めちゃくちゃ怒られます。
なぜでしょうか?
きっと、人の成長も、ついてくる結果も、全部細かいことの積み重ね。
身近なエコにこだわらないで、
"環境問題・社会問題をビジネスで解決する”
という困難な道にこだわり続けることはできないからだと思います。
そして、一番これらを徹底しているのは、会長の田口です。
ボーダレス・ジャパンの華々しい理念に惹かれて入ってきた私は、このことにガツンと衝撃を受けました。
しかし逆に言うと、こういった細かくて見落としがちなことを愚直にやっていけるならば、その人は立派な社会起業家たり得るということ。
「千里の道も一歩から。」と言うのは老子の言葉ですが、いつの世もどこの国でも、変わらぬ理のようです。