みなさんお久しぶりです!最近の口癖は「時空が歪んでいる」。みらい畑株式会社石川です!

昨年6月にスタートしたぬか漬け専用腸活ミニ野菜も早1年をむかえました。本当にあっという間すぎて信じられません。

昨年の11月に、夢にまでみた事業の黒字化をしたものの、栽培と出荷の調整はなかなか安定せず、日々ヒヤヒヤしながらメンバーみんなで力を合わせ、自然と向き合いながら野菜を育てています。


↑仲間が増えました!こんなに嬉しいことはありません。

みらい畑をスタートした当初、解決したい社会課題は農業が抱える「耕作放棄地」問題でした。それは今も変わっていませんが、そこから3年9ヶ月。

「挑戦」するチャンスを何度ももらい、失敗を繰り返しながら「農業」を続ける中で、みらい畑のビジョンは徐々に変化してきました。

NEW VISION「みらいに恥じない地球環境を残す集団になる」

~なぜ農業で環境問題なのか?~

今、わたしたちは農業を通して「環境問題(地球温暖化)」に取り組んでいきたいと思っています。

事業を行っていると度々聞かれるのが

「なぜ農業で起業しようと思ったのか?」

そのたびに、私は自分自身でも問いかけ続けていました。

「なぜ農業なんだろう?」
「なぜ野菜の”生産”から離れないんだろう?」(耕作放棄地の解決のみであれば、野菜生産以外の方法もあるし。(太陽光発電の設置等

腸活ミニ野菜が軌道に乗り始め、事業を成長させていくフェーズに入った時に、もう一度メンバーみんなで事業に向き合い、その理由を話し合いました。そして私の中に残ったのは

「社会の役に立ちたい」

この1点のみでした。

「社会の役に立つことの中でも、よりインパクトが大きいことに挑戦し続けながら死にたい」

これが私の夢です。


↑ミーティングの時に発表しあった個人の人生のビジョン(私は一番上)。ちなみに真ん中のメリー、当時Goalに書いた通り、彼はみらい畑を卒業して起業し、カンボジアで事業をスタートしました!

そして私にとって今最も重要なことは「未来を残すこと」です。
なぜなら人間なくして、人間が生み出した社会課題は解決されないから。

そして未来を成立するために必要不可欠なのは
人間が生きる土台=地球=環境

農業は環境と密接に関わっています。なんとなく感覚では感じていたのですが、言語化できていませんでした。

だから私は「農業(生産)という事業」に違和感なく進んできたんだなと、これを機会に自分自身初めて腑に落ちました。(遅い

そんな理由で、私は農業でソーシャルビジネスをしています。

農業と環境問題

実際、農業・林業が与えている環境負荷(温室効果ガスの排出)は世界全体の20%にも及ぶともいわれています。
ここが改善されれば、インパクトは大きいぞ!


出典:グローバルニュースビュー

ということで、みらい畑では環境負荷の少ない農業を目指しています。その指標に以下の3点をおいています。

①有機圃場面積・・・無加温・有機肥料栽培の耕作地
②CO2削減量・・・無加温ハウスにおけるCO2削減量 
③炭素貯蓄量・・・有機肥料栽培における炭素貯蓄量


↑夏といえば!の今年のミニナス。冬場も加温はしません。

まだまだ道半ばですが、腸活ミニ野菜を通して、実践する農地を徐々に増やしています。

ソーラーシェアリングへの挑戦

そして今年度から、みらい畑は新たに「ソーラーシェアリング」に挑戦しようとしています。

地球温暖化の加速を食い止めるべくスタートしたハチドリ電力を通して、自然エネルギーのことを知ってくれた方・参加してくださっている方も大勢いると思います。

農業をしながら、農地の上で自然エネルギー(太陽光発電)を生み出せる方法、それが「ソーラーシェアリング」です。

ソーラーシェアリングはみらい畑を始める前に、プランの一つとして検討していたのですが、投資回収などの観点で課題もあったので、まずは農業をスタートして次のステップで取り組もう!と話していました。

そして昨年から、様々なご縁のおかげで、太陽光パネルの施工をしている会社の方と共に、木製架台でソーラーシェアリングのテストサイトをスタートすることができました!プランニング時から考えると4年越しでようやく着手できることがなにより嬉しいです。


↑木製ソーラーシェアリング、こんな感じです!

詳しくは↓
みらいのはたけ

今はソーラーシェアリングを普及していくためには、どういうプランでいくのがベストなのかを試行錯誤しているところです。(ビジネス化へのアイディア大募集中です!

壁は自分自身だ

そう、岡本太郎の名言です。


そう、これは我が家の汚い冷蔵庫のマグネットです。

事業を始めて、何事もこれに尽きると本当に感じています。

可能性は無限大。できないと思い込んでいるのは自分自身。

社会課題は世界中に山ほどあり
その解決方法も無数にある

「腸活ミニ野菜」に辿り着くまでに数々の失敗を繰り返す中で「もう、できないんじゃないか。」そう自分を決めつけていたのは自分でした。

その壁を越えた時、逆に何度でもトライして戦え!いつか必ずできる!と信じる自分が生まれていました。

農業は確かに環境課題に対してたくさんの可能性を秘めている。けれど、そこに「こだわり続ける」必要はない。

農業を通して解決できる社会課題はすべて解決していく、そしてもっとインパクトがある方法が見つかればそれにトライする。

それを人生が尽きるまで繰り返していく。それでいいじゃないか、と最近考えています。

そんな私の夢をトライさせてくれるのがボーダレス・ジャパンという会社です。

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