
先日、東京で2015年の新入社員研修が行われた。
昨年に引き続き、今年もすごい怪物ぞろい。
半端ない情熱と、行動力。何人かはすでに事業始めちゃってるし。
会社としては、嬉しい限りだ。
問題は、私のCorva事業部にも怪物が入ってくるってこと。
彼らは可能性に満ちた社会の宝。
これからの過ごし方次第で、本当に“社会を変えていく人物"になれるかどうかが決まる。
生かすも殺すも、私次第。この責任は、果てしなく重い。
昔、こんなことがあった。
会社の経営がまだ不安定な頃、新卒の親御さんが入社前に会社をチェックしにきた。
一流大学を出た優秀な娘が、今にも潰れそうなベンチャーに入社するのだ。当たり前だろう。
一通り会社の説明が終わった後で、親御さんがこういった。
「娘をよろしくお願いします。」と。
当時の私は、特に何とも感じなかったが、
今、田口、鈴木の気持ちがよく分かる。
本人の頑張りはもちろん大切だが、それでも、
彼女の人生、そして、彼女がこれから社会へ与えていくインパクトは、会社による影響がかなり大きい。
”人の人生に、本気で関わる覚悟があるか?”
この覚悟がないと、事業を起こしちゃいけない。
そして、これは何も新卒に限ったことではない。
既卒であろうと、アルバイト、ボランティアであろうと、人生たった80年程度の貴重な時間をともに過ごしている。
関わった人みんなが、やってよかったと思える仕事、環境を創らなければいけない。
今日からまた気を引き締めなおして、取り掛かろう。
※坂本竜馬の墓前にて、覚悟を決めた”短パンの田口、鈴木”。