こんにちは!ジョッゴ株式会社の太田です。

突然ですが地球は何歳かご存じでしょうか?

 

調べると46億歳説が主流であることがわかる。人間の寿命と比べるととてつもない年月存在しているこの地球はまさに

奇跡の星であり現在では約175万種類の生物が既知されていて推定では500万~3000万種の生物が生きているとされている。

今のような海にが存在しだしたのは38億年前でそのとき単細胞生物が生まれたのではないか、と言われている。

もし地球上での生物の進化説が正しいのであれば、その単細胞生物こそが我々のルーツであり、祖先第1号であるかもしれない。

最初の哺乳類は6,600万年前、一説によると人類(ホモ・サピエンス)が誕生したのが約30万年前とされる。

人類の祖先は教科書では猿人からの進化となっているのに対して、宇宙人とのハイブリッド説などももあり、情報は様々ある

現状はとても興味深いものがある。

6万円前のアフリカでは後期旧石器時代で石器製造技術がすでに存在していたことから人類としての社会活動も万年単位で

起きてている。

多くの人がきれいな海の絶景に憧れるし、緑豊かな山でのハイキングやキャンプを通して自然のありがたさを感じているよう

に長い年月の間、生物は地球の恩恵を頂きながらこの美しい星で暮らしている。

 

           

 

 

日本では太陽や月、八百万の神々に対して感謝をする文化があり、それは世界各国にも形を変えて存在している。

私はサーフボードを片手に国内の様々な地域、海外の海岸沿いを回った。まだまだ回り切れていない場所もいっぱいある。

また、山へもよく足を運ぶ。2020年の現代でも多くの美しい自然が残っていて地球の異次元の凄さと素晴らしさを体感している。

同時に人為的に破壊された自然もいっぱいあることに気づく。百聞一見にしかずとはいったものでTVや人から聞くのと実際に

目の当たりにするのは感覚としては全く異なる。ふと疑問が頭をよぎる、、、いつからだろう?

年の単位が凄いので身近にあるトイレットペーパーでまとめてみることにした。

うちのトイレットペーパーの長さを46億と仮定して計算してみると人類の歴史はたった4cm、文明ともなると0.1mmほどでしかない。

そんなちょっとした期間で急速に人為的行為での地球破壊が起きている。星が壊れていく代償は全ての生物に影響すると同時に多くの

環境問題、社会問題を生み出している。なぜだろう、、。

一つ言えるのは生きていくための軸が資本主義という名のもと大きく変化したと考えられる。昔の人々のことを詳しく知っているわけ

ではないけど、少なくともここ100年でおきているような地球規模の問題は少なかったと思われる。

私が出会ってきた、みてきた多くの人々は自然や友人を愛していて自ら破壊しようとしている人はほとんどいない、しかし社会に出て

一般的に働くと運営の軸は利益の追求であり目の前の困っている人々や多少の自然を破壊することはやむを得ず仕方のないことになる

ケースが多い。大量生産大量消費の裏には貧困問題、児童労働、化学薬品による人体障害、農薬が川から海へ流れ出る、また多くの

プラスチックが多くの海の生物を殺してしまい、マイクロプラスチックは人間社会に溶け込みだしている。

そんな自分もその中の一人であった。出会った先輩方々や同僚に後輩、いい人たちに巡り合えたと思うし仕事は真面目にやっていた。

しかし、どうしても消えないモヤモヤが精神を覆っていた。仕事だから、という理由でやむを得ないことをする瞬間、それらをし続けること、

そのモヤモヤはおじさん化が進むにつれて耐え難いものになっていった。

私もジョッゴ株式会社もまだまだ課題だらけだけど一つ覚悟を大きく決めたところはその軸である。

ジョッゴのビジネスコンセプトは『人』である。バングラデシュ、並びに東京都近郊の生まれた環境、境遇によって自分で選択肢がほとんど

持てない人が職人業を通して自分に誇りを持つことである。

現実的に利益の追求はある程度しないとビジネスとして根本的な問題解決ができないので必要なことである。現実は厳しいものだから企業努力は

欠かせないものだ。ただ黒字化運営だけしてもその人々がいい環境、待遇、で働きその仕事に誇りが持てなければ意味がないし、運営にあたって

何かを破壊してしまうのであれば軸は変わらない。

 

ジョッゴの軸のメインの一つは我々のバングラスタッフである。いかにこの人たちが誇りを持てるか、そしてその運営をいかに

Sustainableにできるか、Ethicalにできるかが課題であり、軸なのである。

このバングラの仲間たちの心は純粋である。

ソーシャルビジネスを理解したうえで誇りを持っているスタッフが多い、その一方で背景やストーリーは壮絶なケースも多い。

一番右のカビルさんは工場のトップマネジメントの一人、忙しい中でもずっと私の通訳として皆の話を聞くことを手伝ってくれる。

時には一緒に泣き、時にはハイタッチをする。

プライベートではこの軸を地球や周りの人々に向けることができるが、仕事も含めて24時間ずっとこの軸を持ち続けることが難しかった

私には天職である。

もしかしたら昔の人々の軸はずっと動物のように地球のバランスを軸として持っていたような気がする。トイレットペーパー歴史で分かる

ようにここ最近なのである軸がぶれているのは。ソーシャルビジネスという名前がついていなくても軸をぶらさず活躍している人はいっぱいいる。

けれど現時点でもまだ、破壊のスピードは速い。それでもこの軸をぶらさず、次世代に継承していきたいのである。

 

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