
アルファ・デリバリーと、アルファ・チャマの繋がりが出来始めました。
ケニアの首都でやっている野菜と肉のデリバリー事業は、私たちがサービスを提供してる小規模農家の共同体「アルファ・チャマ」から買い取る作物の流通網を作るためです。
わたしたちのビジョン「アルファ・エコシステム」
ただ、アルファ・チャマを展開してるケニア西部は、穀物生産が多いため、土壌改善や、灌漑設備や種など相当な額のファイナンスを行わないと、アルファ・デリバリーと繋がる生鮮野菜などはあまり作れないというのが懸念点でした。
ですが、100種類以上の商品展開をしていくうちに、「スイカ」「バターナッツ」、あと肉でいうと「牛肉」がケニア西部で良品質のものを流通させられると判明しました!
100種類以上の商品を取り扱うアルファ・デリバリー
ナイロビの肉市場で売られる牛肉
そしてスイカの需要はデリバリー事業でも何十トンと伸び得る作物なのですが、ついにスイカをケニア西部の農家から買い取り、アルファデリバリーで流通させ始めました。その結果、市場で買うスイカは何度もクレームがきていたものが、今回の西部産スイカはパーフェクト💯。
ケニア西部ホマベイのスイカ農家
スイカをアルファ・チャマ農家の生産作物として導入できるということが明らかになったのは大きな前進です。
また、話は変わってこれまで月200トン流通させるも難題が多かったサツマイモ。西部ミゴリが一大産地なのですが、価格の乱高下と、ブローカーの搾取が酷い社会問題になっていました。そこで、輸出用として需要の高い品種のミゴリでの試験栽培を始めました。
すでにケニアで生産されているため、種の入手にも困らず、ケニアにおける需要も小さいので、今搾取しているブローカーも買いに来ないというメリットがあります。このエリアに特殊な社会問題を解決できるとすごく大きな期待を抱いています。
右の中身がオレンジ色のものが輸出用のサツマイモ
農村の貧困を解決するというのは難題だと言われていますが、出口入り口をつなげるために「多種多様な作物を扱う」ビジネスモデルから取り掛かるのは一つの近道かもしれません。
やはり事業は「やらないとわからない」ことが本当に多い。
一つの作物に固執すると、アイデアを見失いかねません。
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