
突然ですがアルファジリは、8月よりケニア首都ナイロビにて、事業展開をしております。
ケニア西部・ミゴリで私が創業して以来、2018年には中央部ニエリ、マウ・ナロックに展開、今年に入って首都ナイロビでの事業を始めました。
私たちは2017年に貧困小規模農家の共同体「アルファ・チャマ」を開発しました。この共同体をとおして農村を組織化し、また農産物流通網・研究機関との協働・ファイナンスサービス等、あらゆるサービスをアルファ・チャマ農家が利用できる「アルファエコシステム」の創造をビジョンとしています。
アルファ・エコシステム
このビジョンのもと、ナイロビで始めたのが「アルファ・デリバリー」。90種類以上の野菜・果物等を、レストラン・学校・病院・高級ホテル等にデリバリーしております。
本デリバリー事業によって多様な作物の流通網を築くことで、弊社がサービスを提供するアルファ・チャマ農家が、どんな作物を作っても、必ず弊社の流通網に乗ることができる=販売先を保証されることを目的としています。
当たり前の事に見えて、毎日365日作物の流通網があり、貧困農家が小さな土地で、どのような作物を、どのような量、どのタイミングで作ろうと、その流通網に乗ることができ、必ず売れる、そんな状態はケニアにはほぼ存在しません。私たちは、今までにない新しいエコシステムを創造しようとしています。
アルファ・デリバリーは8月にサービスを展開以来、売上は5倍に急上昇、来年からは1,000名以上の生徒を抱える高等学校等への配送契約が決定しております。急激なスピードで事業を進めています。
現在アルファ・デリバリーが取引している農家は個人農家やサプライヤーを通してであったり様々ですが、2020年3月より、私たちは「アルファ・チャマ」農家との取引量を拡大し、理想とするアルファ・エコシステムの創造を加速させていきます。
志ひとつで始めた事業が、みるみる走り抜けていき、たった一人で始めたところに集まってきた仲間が、みるみる成長する様子を見ながら、生かされていることの感謝の気持ちを噛み締めています。
アルファ・チャマの農家さんたちと
◆Alphajri(アルファジリ)のSNSアカウント
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◆アルファジリの若き挑戦者たちの軌跡
□Vol.16: ケニアの農村における理想のリーダー像とは?(From Yuto 3/4)
□Vol.17: 学び感じた3つのこと(From Yuto 4/4)
□Vol.18: アルファチャマの水準向上のために① (From Maya 1/1)
□Vol.19: アルファチャマの水準向上のために② (From Tatsuya 1/3)
□Vol.20: アルファチャマの水準向上のために③ (From Tatsuya 2/3)
□Vol.21: ケニアの農家が直面している問題について(From Tatsuya 3/3)
◆アルファジリの歩む道
□Vol.5: 創業者ということ
□Vol.6: 途上国の小規模農家に何を提供するのか ー農家のポートフォリオ戦略からの視点
□Vol.7: ボーダレスアカデミーのアドバイザリーボードに就任しました
□Vol.8: アルファジリ流の組織能力のつくり方
アルファジリ
ケニア農家の貧困問題解決に挑む インターンシップ募集
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