
こんにちは。新潟・越後湯沢発で「消滅可能性都市をなくす」ローカルベンチャー、きら星のもやです。
きら星が初めて全国に向けて大きく仕掛けた施策である、本社「きら星BASE」拠点工事のクラウドファンディングについて結果をお知らせします。この度は、温かいご支援と多大なるご協力をいただき、ファンディングを目標額の110%超過として終えることができました。
ボーダレスグループとしても告知をしてもらっていたので、期間中はバナーリンクで知っていただき、また、ご協力をしていただいた方もいらっしゃるかもしれません。
まずはこの場をもちまして、関わっていただいた全ての方に深謝申し上げます。まことにありがとうございました。
【クラウドファンディング概要】
■期間:2019年6月29日〜2019年8月15日(49日間)
■目標金額:2,500,000円(ネクストゴール:3,300,000円)
■結果:2,764,000円(目標額110%)
■支援者数:365人
■クラウドファンディングサイト:Readyfor
▼実際のプロジェクトページは下記
なぜ始めたのか?など、このプロジェクトにかけた想いを掲載しております。
ご一読いただけると嬉しいです。
https://readyfor.jp/projects/kirahoshi
多くの人のハートに火をつけろ
きら星は、2019年2月に設立されました。
私自身もこの越後湯沢にオフィスを構え、移住したのが2019年の3月。新潟県生まれではあるものの、湯沢町は出身地からも遠く、親戚縁者がいるわけでもありません。
ボーダレスの仕組みでは、この同じ船に乗っている起業家集団の各事業会社は、(株)ボーダレスジャパンが100%の株を保有しています。ボーダレスの商業登記上の本店所在地は、東京にあるので、表面的には「東京資本の会社の子会社がやってきた」という風に見えてしまいます。
地域に根付くまちづくりベンチャーとしては、地域の方にとってフレンドリーな成り立ちではありません。
正直な話「よそもんが地域を荒らして」「なんかわけわからんことをやってる」と後ろ指を指されたこともありました。
だからこそ、私たちの本気を届けて、何をしたいのか?どういうビジョンを描いているのか?地域に何をもたらすのか?を広く広く周知させる必要がありました。
多くの人を巻き込みたい。
衰退地方の問題を知ってほしい。
地域の中での協力者を増やしたい。
人の心に火をつけて、行動する人を増やしたい。
そこで活用したのが「クラウドファンディング」だったのです。
移住して5ヶ月で365人を巻き込んだ
今回のクラウドファンディングでは、支援金額よりも支援人数に着目していただきたいのです。クラウドファンディングサイト上での延べ人数なので、追加でご支援いただいた方はダブルカウントされています。
とはいえ、知らない土地に移り住み、5ヶ月で365人にアクションをしていただくことができたということは、きら星史としても特筆すべきことだと思います。
お時間がある方は、ぜひプロジェクトページの「コメント」欄をご覧いただきたいです。(https://readyfor.jp/projects/kirahoshi/comments)
最初の方は、社長である私の知り合いばかりが支援者でした。
しかしながら、後半は会ったこともない、地域の住む方からの声が増えてきました。また、同じように「故郷の未来」がどうなってしまうのだろう、と共感していただいた方からの声が。
ほんの一部ですが、抜粋させていただきます。
「微力ながら、地元で働く者として、陰ながら応援しています!」
「湯沢町のお隣、石打に住んでおり興味を持ちました!」
「越後湯沢は若いころから何度も訪れた思い出深い地です。このプロジェクトがきっかけとなって、活気のある町になってゆくことを祈ります。」
「湯沢出身者として、応援させてもらいます^ ^是非、湯沢を活発にしてください♪」
地元出身者、近隣地域の住民、仕事で関わりのある方、レジャーで関わりのある方。地域にゆかりのある方からのご支援が、後半3日間で爆発的に増えてきました。
ひとえに、地域のプロモーターの方と組み、リターン品も地域で頑張るクリエイターさんを起用し、その他にも活動趣旨に賛同してくれる地域の方々を基軸に、そういったこの地で生きる方々が私の代わりにプロジェクトを推進してくれたのです。
クラウドファンディングはまちづくりに応用できる
こうして、多くの方の協力を得ながら、一つの目標に向かって事業を推進していく。みんなでお金を出し合って、関わり合いながら、事業を経営していく。
こうしたクラウドファンディングのプロセスは、まちづくりに応用できる部分がかなり多くあります。
まちづくりでは、より公共性が求められますが、多くの関係者の合意を取りながら資金の再配分を行い、多くのベネフィットを作っていく。
事業の最初のステージで、何もないところから多くの方にご協力をいただく経験ができたということは、経営者としても、まちづくりマンとしても私を大きく成長させていただきました。そういった意味でも、クラウドファンディングにご協力をいただいた皆様には感謝を申し上げます。
しかし、ここからが本当のスタートです。
皆様からの信頼に基づき、託していただいた大事なお金を、持続的にビジネスを回していき、多くの方に役に立つサービスを提供することによってお返ししていかなければなりません。
経営者一年生。一生、まちづくりにワクワクしながら関わっていく所存です。どうぞ今後とも、きら星を温かく見守っていただければ幸いです。
▼きら星社長 もやのまちづくり奮闘記はnoteで執筆中。
クラウドファンディングの挑戦の記録も赤裸々にデータと共に公開。
https://note.mu/moya_itoaya
・もやブロ #27 一手間を超えて〜クラファン考察〜
・もやブロ #29 最後のお願い(土下座)
・もやブロ #30 つたえる・つながる・火をつける
▼きら星のサービスサイト:魚沼湯沢の移住/転職サービス「暮らしごと」