バングラデシュの革製品産業を支える検品とOEM・ODM(注)事業を行う

バングラデシュ・レザー・インスペクション(BLI)。

代表をつとめる仲渡春菜です。

(注)OEM:製品の生産と製造を受託する事業/ODM:設計・開発から生産製造までをトータルで受託する事業

 

今日から定期的にこのブログで、わたしたちBLIのバングラデシュ現地での様子をお伝えしていきたいと思います。

 

メンバーの成長がなによりもうれしい。

事業をしていくうえで大切なのは、新規獲得や売上拡大。確かにそうなのですが、私にとって何よりも嬉しいのは、メンバーの成長を見ること。

勿論、売り上げがあるからこそ、私たちは雇用創出ができ、また、次の投資をしながら事業は成り立っているのですが、メンバーの成長のこととなると何とも言えないこの喜びは、まさに『親』になったような気分なんです。

(メンバー全員を年齢関係なく、自身の子供だと思ってます。…結婚がさらに遠のく気が…笑)

 

 

 

思えば、昔。小学校のマラソンで毎年一番をとって、両親がわたしよりも喜んでいたことを覚えています。

初めての飛び込み営業獲得をとれた時、上司がものすごく喜んでくれたことも。

こういう瞬間、そばにいる人が本人以上に心に残り、嬉しいものなのだと、この立場になってより一層感じるようなりました。

 

先日の朝会での出来事。
初期メンバーのひとり、オシムが皆に言った言葉に衝撃を受けました。

「そこの扇風機消して~!」

さらっと嫌みの無い言い方で指示をしたオシム。

これまでは「必要のない電気や扇風機は消すように。」と私がまるで、姑の小言のように言わないといけなかったけど、気づいたら自分たちで教えあっている。

 

特に彼、オシムはよく他メンバーへのものの伝え方が良くなくて、入社した頃から伝え方を指導していた一人。そんな彼が、率先して、みんなのロールモデルになっているとは!

さらには、みんながそうだなと自然に思える言い方で伝えることができていて、心から嬉しく思いました。

 

意識が変わると、行動が変わる。

そんなことをオシムに教えてもらえた出来事でした。