
皆さんこんにちは。POST & POST(以下、ポスポス)の吉田です。
ポスポスで一際目立つ、ロマンスグレーのダンディーな紳士。ポスポス最年長66歳の山下さん(通称:やまちゃん)。来店されるママたちも注目する人。
なぜ、ポスポスで働くことになったのかご紹介したい。
■出会いは、求人広告の営業マン!?
山ちゃんは、ポスポス長住店の前身「ポスポスフォレオ店」を始めた当初に入ってきてくれたメンバー。当時僕は、人手が足りずに働いてくれる人を探し回っていた。そんな時レジに立っている僕に、声をかける男性がいた。
やまちゃん
「あのー、求人の件で…。」
僕
「求人広告は、もう出しているので大丈夫です。」
やまちゃん
「じゃなくて、私が働きたいんです。」
僕
「・・・・・。」
オシャレなママを採用しようと思っていたところに、まさかの男性。しかもかなりのご年配。「うーん、どうしよう」というのが正直な気持ち。でも真剣な表情だから、このままお断りするのも申し訳ない。ということで、ひとまずカフェスペースへ移動して話を聞くことに。
やまちゃん
「長年ベビー服のメーカーに勤めていましたが、母親の介護で離職して、そこからホテルに勤めてました。でもやっぱりもう一度、こども服に携わりたくて。人生の最後はやっぱりやりたいことをしたくて。」
こんな話を聞かせてもらいました。話を聞きながら、断るよりも前向きな話をしたいと思いました。「人生をかけてポスポスで働きたいといっている、この人に僕は何ができるんだろう」と。そこまで思っているんならば、「応えたい!」という気持ちになりました。
次の瞬間、「まず試用期間を設けるので働いてみませんか?」と言っちゃってました(笑)
僕とやまちゃんの出会いには、そうしたドラマがありました。
■66歳にして、自己変革に挑み続ける姿勢
そこから、早いもので3年。やまちゃんは、今ではポスポスの中心的役割を担っています。業務の要である査定は、やまちゃん抜きでは回りません。
そして、66歳にして自己変革にも積極的に取り組んでいます。
やまちゃんは営業職を長年経験していたから、ポスポス流の「寄り添う接客」が苦手でした。今年に入り、そんな山ちゃんが「お客さんに寄り添う」というキーワードを口にすることが多くなりました。明らかにお客さんに寄り添っているシーンを見る機会も増えました。仲間が変化していく姿から、自分自身も変わっていったようです。成長は、何歳になってもできるもの。そうやまちゃんの背中が教えてくれました。
↓ やまちゃんのインタビューこちら ↓
http://post-post.jp/blog/4936/
■やまちゃんが語った「こんな素敵な職場に出会えて良かった」という言葉の重み
そんな大活躍をしてくれるやまちゃんが、飲み会の帰り道で呟いた。「吉田さん、ポスポスは本当に最高の仲間です。僕はこれまで長年色んな会社で働いてきたけれど、こんなに素敵な職場に出会ったことがなかった」。
人生の大先輩に、そんな言葉をかけてもらえるとは思いもしれず、思わず涙が出そうになった。これ以上の最高の褒め言葉はない。僕がフォレオ店を閉めて、場所が変わってもついて来てくれたやまちゃん。少しは恩返しができたのかなぁと思いました。
■組織には、多様性が絶対必要
やまちゃんがポスポスに入ってくれて、僕たちは日々学ばせてもらっている。
ベビーブランドや縫製の知識、査定の知識だけでなく、自己変革の大切さも。そして親父ギャグも(笑)
僕らが生きているのは、正解がない世の中。だからこそ色んな視点でのアイディアを出し、熟成させてsomething-newを作って行かなければいけない。そうした前提に経つと、多様性は強みになる。
あの時にやまちゃんと働くことを決めた自分に自信を持っていいよと伝えてあげたい。やまちゃん、働ける限りは、ずっとポスポスで働いてほしい。店舗が難しくなったら、別の働き方を作るから。
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2018.6.12 // 仲間のサポートと赤字への転落があったから、僕は変わった
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2018.3.20 // 【ポスポス流、組織づくりVol.1】なぜポスポスは、あたたかい空気が流れているのか?