こんにちは、POST&POST(ポスポス)の吉田です。

僕がこの1年間、1番力を注いだのが”ワクワクと働く職場づくり”。しばらく連載というカタチで、僕らが試行錯誤した「考え方」や「ノウハウ」を紹介します。

まず、ポスポスはどんな組織かを紹介します。今年ボーダレスグループのビジネスレザーファクトリーに入社する林修斗君がFacebookに投稿してくれた内容が分かりやすいので、ご覧ください。

(ポスポスに2日間研修に来た際の感想)


ポスポスは、よく外部の人から「あたたかい空気感が流れている」と言われます。こうした「組織文化」がなぜできたのか、自分なりに整理してみました。

昨年一年間を振り返り、ポスポスでは、こうしたメカニズムが働いていました。

じゃ、最初から設計したのか?答えは、NO。

僕は、ただ「お互いが信頼しあい、刺激して応援して、成長しあう職場をつくりたい」と考えていたのです。色んなことを考え、試行錯誤した結果、このメカニズムが生まれました。

話を戻します。このサイクルで1番大切なのは、どこか?

それは、間違いなく「①自分をさらけだす」こと。ここをちゃんと共有できるとドミノ倒しのように、良い連鎖が始まるからです。

じゃ、「①自分をさらけだす」ために、ポスポスでは何をやったのか?

ポスポスでは、「弱みを公開する」。これをフックにしました。弱みは、一番人に知られたくない部分ですよね。ここを見せれるのは、家族だったり、親友だったり。つまり、弱みを公開すると一気に人間関係が深まるのです。この部分を意識していました。

ここさえ共有できたら、しめたもの。人は、弱みを見せた人を応援したくなるはずです。あとは、お互いにサポートしようという空気をつくる。ために「●●くんをサポートしてあげてね!」といい続ける。リーダーとしては率先垂範で、誰よりも一人一人を支援してあげる。こうすると良い循環が一気に回りはじめます。

僕らポスポスが無意識に、やっていたこのサイクル。実は組織マネジメントの世界では、「組織の成功循環モデル」ということで、体系化されているようです。昨日行われた、「リーダーシップ勉強会」での慶應義塾大学の小杉俊哉先生がおっしゃっていました。

気になる人は、ぜひ参考にされてください。

※組織の成功循環モデル(マサチューセッツ工科大学 ダニエル・キム教授 提唱)
※図表は、IT mediaより引用

あったかい組織文化は、自然と人を育ててくれます。肥沃な土壌が、たくさんの美しい花を咲かせるように。あったかい組織文化、言い変えると「家族のような関係性」は、間違いなく組織運営の肝です。

ぜひ、みなさんの組織でも「自分をさらけだす」を始めてみませんか?

きっと、想像以上に大きな変化が見られると思います。

◆ボーダレスグループの経営者ブログ◆
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