
週1でLINKの日常をブログでお届けしていますが、今日はLINKと関わる村人の話をしようと思います。
ペヤージー村のコチョウチョウ家族、他の村人たちと同様で貯金はゼロ。
高利貸しのブローカーに数十万の借金をしていました。その月利は5%以上。長い間借金を返済できないと、持っている畑を取られてしまう可能性もあります。
携帯も買えないし、崩れかけた家を直したいけど直せない。
そんな時にLINKと出会いました。
畑仕事のできないおばあさんとおじいさんがいるので、少しでも収入に繋がるようにLINKのサポートでお店を開きたいと彼の方から声をかけて来ました。
LINKは国が定めている月利3%よりも低い2%の利息でマイクロファイナンスを行なっています。
コチョウの家族はLINKのサポートでお店を開き、マイクロファイナンスを利用し、携帯を買い、家を直し、さらに新しい事業にもチャレンジしています。彼は今まで5回以上マイクロファイナンスを利用していますが、期日を守り100%の返済率。
さらに彼には畑があるので、ちゃんと農業を頑張れば収入も上がるはず。
このあたりでは比較的収入のいい葉タバコの栽培が盛んでしたが、農薬をたくさん使うので、持続可能な世界をつくることがビジョンであるLINKでは作りたくありません。
農薬を多用しなくて済む有機肥料の提供と農業技術指導を行い、市場価値が上がっているにんにくなどの栽培を行いました。
LINKでは空いている土地で何を作ればいいのか、どうやったら作物がちゃんと育つのか、そういったサポートもしています。
携帯電話を手に入れ様々なビジネスチャンスを掴み、複数の収入源から収入をきちんと得るようになりました。ブローカーにも借金を返し、家は建て替え、余っていた畑もちゃんと有効利用できるようになりました。
彼はLINKのサービスを存分に利用して、自分と家族の生活を良くしていきました。私たちが驚くほど、自分で可能性を広げていきます。
これは一例ですが、自分たちで可能性を切り拓いていく人々の助けになりたいな。とLINKはいつも考えています。
人はみんなあらゆる可能性を秘めています。その可能性を知ったミャンマーの人々は自ら動き出す。
そんな人たちを目にするたびに、この仕事やっててよかったな!と、ワクワクしてしょうがないのでした。
◆BORDERLESS LINKに関するブログ記事◆
□海外事業の社長を辞めて4ヶ月経った今、思うこと
□貧困農村部から持続可能な農業と社会をつくる
□世界中でボーダレスマンが挑戦している!