たまらん!

事業がスタートして初売上が上がるとき。
オープン初日にお客様が怒涛のように押し寄せるとき。
仮説がズバリ当たり想定を大きく上回る好発進のとき。

何回経験しても、これでソーシャルインパクトを生み出せるぞ、とその都度大きな喜びがある。

環境問題に立ち向かうリユース事業のPOST&POSTが、増床移転リニューアルオープン。その初日、二日目に店舗を訪問。

前回の店舗は、事業として軌道に乗り切っておらず、事業存続を掛けたリニューアル。事業の細かな内容には関わっておらず、フタを開けたらどうなるか!?
僕は普段は東京にいて、実際に手を動かしているわけでもなく、大きな戦略筋のみ把握している状態で、開店を祝いに福岡へ。

当日移動だったので開店時間には間に合わず、お昼前に到着。
まずは店舗に行く前に周辺地域をぐるぐる回り立地確認。各種業態の客の入りや交通量、各住宅の仕様や道行く人々の属性や雰囲気をチェック。
戦略筋と照らし合わせても、立地に大きな問題はなさそう。そして店舗へ。


POST&POSTのリニューアル店舗外観

うわっ、すごい!
平日の昼間にも関わらずお客さまがわんさかにぎやか。レジ前も長蛇の列。店内を急いでひと回りしたら、荷物を置いてスタッフ参戦。開店からヘルプに駆けつけたグループ社長の田口とともに、駐車場で交通整理に走り回る。


ちょっと空いている時間にパシャリ

お客さまが笑顔でお帰りになるのを目の当たりにしながら、感慨に耽る。
なんて間も無く、押し寄せるお客さまの交通誘導で「オーライオーライ」と声を張る。

最初の店舗であらゆる打ち手を試し、なかなか結果が出ず、それでも必死に事業成功の「押しボタン」を追い続けたポスポス社長のヨッシーや事情で一度ボーダレスを離れることになったみっちー。査定マスターのやまちゃん、そして新たに加入してきたゆーくんやめぐちゃん。
一つひとつの打ち手をやり切って、ようやく見出した「押しボタン」。
そして、新店立上げの成功確度を高めるために奔走したクリエイティブやブランディング、マーケティングプロフェッショナルのサクちゃんサラあおい
シリア難民事業を立上げながらも、POST&POSTのスタートダッシュをサポートしてきたトモローラガディー。素敵な仲間たちのことを挙げ始めるとキリがないので、この辺で。たくさんの仲間たちが、彼らの船出をサポートしました。

頭も体もフル回転で準備してきた仲間たちが、ついに扉を開けて一歩を踏み出した瞬間。何度経験しても最高です。やみつきです。


怒涛の開店初日を終え、売上を確認する直前のみんな


売上確認直後、安堵の表情のみんな

今後の改善点は山のようにある。だから良い。もっともっと伸びる証拠。ここでスピーディに修正を繰り返すことで、次は、一気に伸びる「押しボタン」を見出せる。そして、大きなソーシャルインパクトを生み出せる。

「リユースがファーストチョイスの世の中に」。
そんなヨッシーの志は、いずれ世界を席巻する時がくる。

事業は「続けていくもの」。スタート地点を見つけ出したとしても、その後、常に変化し続けながらより良いものにしていくことができなければ、存続はしない。
だけれども、「チャレンジ」と「修正の大切さ」を実感できる「立ち上がりの瞬間=成功体験」が、その後の発展にどれほど大きな影響があるかを考えると、初期成功体験の重要性は間違いなく大きい。

どれほど多くの社会起業家がこの経験を得られるか。そしてソーシャルインパクトを世の中にもたらすことができるか。
世界中にある社会課題に対し、ソーシャルインパクトを最大最速でもたらすシステムの構築が、僕の次なる挑戦となる。

それにしても、新規事業のスタートアップは、最高に楽しい!!
やみつきです!!